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- 紀和牛について
熊野の大いなる自然の中で育てられる紀和牛(きわぎゅう)
紀和牛は、熊野川のほとりの山の中腹の牛舎で育てられた自社ブラン牛です。自社牧場がある熊野市紀和町から「紀和牛」と名付けました。すべて雌牛のみの紀和牛は、やわらかい肉質と赤身が自慢の肉牛。「紀和牛」は「たなか牧場」の直売店「ミートショップたなか」でのみ販売。ネットショップでは、お肉の新鮮さを味わってもらうため、冷凍せずチルドでご自宅にお届けします。
自社牧場からチルド直送
ミートショップたなかでは、直営の牧場で肉牛を育てています。通常のお肉屋さんでは、食肉卸からお肉を購入して販売しますが当社では、自社の牧場で育てた肉牛を食肉センターで解体し、最短でその日のうちにお店で消費者のみなさまに提供できます。
美味い!と評判の赤身肉
紀和牛(きわぎゅう)の特徴は、肉質が柔らかい雌牛のみを使っていること。特に、適度にサシが入った赤身がおすすめです。焼肉はもちろんですが、タタキにしたり、煮物したり。様々な調理方法でお楽しみいただけます。
牧場直送ホルモン
ホルモンは、新鮮であればあるほど美味しいと言われます。当社では、自社牧場からの直送。途中で冷凍せずにお客様のお手元にお届けできます。また丁寧に手切りし、調理しても柔らかく食べやすいよう加工しています。限られた量の提供となりますが、ぜひ新鮮なホルモンをご自宅でお楽しみください。
自分で育てた「おいしい紀和牛」の直接販売への思い
初めまして。私は「紀和牛」を育て、消費者の皆様へ販売しています有限会社たなか 代表の田中裕也と申します。
さかのぼること、20年前、先代の経営者である父親の牧場に入り生産管理を行い、理想の牛に近づけるために色々と取り組んできました。
しかし販売になると、外部店舗での販売や出荷と、人任せになっていました。自社店舗でも恥ずかしいお話しになりますが、職人さん達に自社牛に対して関心を持ってもらえず、自信や誇りを持てない時期が続いていました。
取り扱う商品は生き物ですから、自社牛だけの販売となると品質にどうしてもバラツキが出てしまう。商品化することに、とても手間暇がかかることになります。よって、外部から他の牛肉のパーツを仕入れ、安定した商品を提供する選択を行ってしまいました。 その結果、自社で育てた「紀和牛」が余ることになり、父から教わった「自分で育てた安全安心でおいしい牛肉を自分たちで販売していく」とする直接生産販売とかけ離れていくことに。ずいぶん悩んだ末に会社を辞め、未経験の漁業の職につくという選択を行いました。
ところが、漁業で毎日自分が獲った魚を販売していく中で、自分で獲った魚が業者さんを通じて食卓に届いている事に、強いやりがいを感じるようになったのです。『このままでは人生逃げ出しただけになる』、もう一度、「紀和牛」の自社生産販売に挑戦したくなりました。
復職してからは牧場配属にはならず自社販売店舗への配属となり、毎日精肉販売に取り組みました。翌年には代表取締役となり、生産・販売の責任者へ。店舗で牛肉を扱う事を通じ、お客様や販売する立場として、よりよい肉質等勉強し、牧場の管理に反映させていきました。
飼養管理で課題を確認し、次の牛に反映させることで良い肉質を作り上げる。このような地道な作業をコツコツ行なっていきます。長きにわたり試行錯誤しながら、牛の状態を見ながら、飼料や牛舎環境の変更等を随時行なっていく飼養管理の仕組みがようやくできました。自分が選んだ牛を自分でカット作業をして、対面やネット販売で自信をもってお客様にお肉を届ける流れが出来るようになったと自負しています。
ミートショップたなかのネットショップでは、新鮮なお肉をチルド便にてお届けします。お客様からは、『赤身がとても美味しい』『ホルモンが新鮮で臭みがない』と、お褒めの言葉も頂いております。まだまだ「紀和牛」の名前は知られていませんが、一度精魂込めて育てた牛肉をお試し下さい。
さかのぼること、20年前、先代の経営者である父親の牧場に入り生産管理を行い、理想の牛に近づけるために色々と取り組んできました。
しかし販売になると、外部店舗での販売や出荷と、人任せになっていました。自社店舗でも恥ずかしいお話しになりますが、職人さん達に自社牛に対して関心を持ってもらえず、自信や誇りを持てない時期が続いていました。
取り扱う商品は生き物ですから、自社牛だけの販売となると品質にどうしてもバラツキが出てしまう。商品化することに、とても手間暇がかかることになります。よって、外部から他の牛肉のパーツを仕入れ、安定した商品を提供する選択を行ってしまいました。 その結果、自社で育てた「紀和牛」が余ることになり、父から教わった「自分で育てた安全安心でおいしい牛肉を自分たちで販売していく」とする直接生産販売とかけ離れていくことに。ずいぶん悩んだ末に会社を辞め、未経験の漁業の職につくという選択を行いました。
ところが、漁業で毎日自分が獲った魚を販売していく中で、自分で獲った魚が業者さんを通じて食卓に届いている事に、強いやりがいを感じるようになったのです。『このままでは人生逃げ出しただけになる』、もう一度、「紀和牛」の自社生産販売に挑戦したくなりました。
復職してからは牧場配属にはならず自社販売店舗への配属となり、毎日精肉販売に取り組みました。翌年には代表取締役となり、生産・販売の責任者へ。店舗で牛肉を扱う事を通じ、お客様や販売する立場として、よりよい肉質等勉強し、牧場の管理に反映させていきました。
飼養管理で課題を確認し、次の牛に反映させることで良い肉質を作り上げる。このような地道な作業をコツコツ行なっていきます。長きにわたり試行錯誤しながら、牛の状態を見ながら、飼料や牛舎環境の変更等を随時行なっていく飼養管理の仕組みがようやくできました。自分が選んだ牛を自分でカット作業をして、対面やネット販売で自信をもってお客様にお肉を届ける流れが出来るようになったと自負しています。
ミートショップたなかのネットショップでは、新鮮なお肉をチルド便にてお届けします。お客様からは、『赤身がとても美味しい』『ホルモンが新鮮で臭みがない』と、お褒めの言葉も頂いております。まだまだ「紀和牛」の名前は知られていませんが、一度精魂込めて育てた牛肉をお試し下さい。
代表取締役 田中裕也